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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

夏に溺れる

吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・難易度低め・ED2種類

小学生が夏休みに、祖母の住む田舎へ行くという内容です。
彼はそこで同年代の人たちと出会い、一緒に遊ぶことになります。

この作品は、広島県が舞台となっていて、台詞に広島弁が使われています。
画面に表示されている情景と相まって、自分にとって身近な物語であったように感じました。

作中の日付がお盆であることにも、重要な意味があったように思います。
読み終わった数日後に、小学生の頃、「お盆に泳いではいけない」と母親に言われたことを思い出しました。
そして、このノベルにはそれにまつわることが書かれていたとわかり、何故もっと早く気付けなかったのだろうと考えました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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しらない星のあるきかた

RPGツクール2000製・ADV・ファンタジー・一部ホラー要素あり・中編・
難易度普通・ED大まかに分けると2種類(細かく分けると16種類)

宇宙を旅している兄妹が、知らない星の料理大会に参加するという内容です。
ノーマルエンドとトゥルーエンドがあり、ノーマルエンドは兄妹のうちどちらがパーティーの先頭にいるか、トゥルーエンドはそれに加え登場人物の好感度によって変化します。
最新バージョン(この記事の日付より後に更新されたらそのバージョン)でのプレイを推奨します。

エンディングを迎えるだけであれば、時間はそれほどかかりません。しかし、寄り道要素をいろいろと試していると、数日かかります。
進行度やキャラクターの好感度、途中に出てくる選択肢といったことによって、会話の内容や起こるイベントが変わることが多くあります。ドット絵の動きや背景も細かく作り込まれていて、やり込みたくなる作品でした。

注意事項としては、ホラー要素があることです。プレイの仕方にもよりますが、紹介文に書かれている「小さじ一杯」よりは多かった気がします(制作者の方の他の作品と関連する部分があるので、私にとっては嬉しい要素だったのですが)。

キャラクターはそれぞれに目立った個性があります。そのため、途中で好きなキャラクターが変わることが何度もありました。
好感度があるキャラクターの中では、王族関係者のイベントが特に楽しめました。これからどのような展開になるのだろうとワクワクするものでした。
結末が好みだったのは、とある場所にいる巫女と、料理大会のライバルのものです。登場人物が幸せを掴めて良かったと感じることができました。

けれども最終的に1番好きだと思ったのは、主人公の兄です。他のキャラクターとの会話や作れる料理の種類から、途中までは妹の方がしっかりしているというイメージがありました。しかし、彼がメインのトゥルーエンドを見て、意外と気配りができる人だったのかもしれないと感じました。
その後、妹を先頭にして見ていたときの会話を兄を先頭にしてみて、台詞が面白いだけでなく情に厚いこともあるという印象を持ちました。

ゲームの紹介ページはこちらです。

2018年8月21日追記……おまけ要素が追加されました。期待通りの内容で嬉しかったです。

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好みの変化

ゲームに熱中していて感想が用意できていないので、フリーゲームに触れてから約10年の間にあった、好みの変化を書きます。
タイトルをクリックすると、制作者の方のサイトまたはゲームの紹介ページに繋がります。

・現代日本もののゲームで遊ぶためにフリーゲームを始める(LOST SHEEPなど、もう1作大きな影響を受けた長編RPGがあるのですが、公開停止などの事情によりタイトルは伏せます)
→ファンタジーにも面白いものはあると思うようになる(おそらくKnight Nightあたりがきっかけ)

・兄弟姉妹がメインとなっているものは、自分の家族を比較してしまうから苦手
→兄と妹という関係性は萌える(バトルオブイモウトが原因)、 双子という設定も面白い(主なきっかけはかみさまの心臓

・現実だとなかなかお近づきになれない不良キャラが好き(アクマのクスリ。など)
→優等生タイプがギャップのあるところを見せるときが好き(好みが変わった理由自体はフリゲではなくアニメ「ドラえもん」なのですが、フリゲであれば狂い月など)

・人と人とがどのようにして出会うかを知りたいため、恋愛ゲームでは幼馴染は攻略しない
→好きになったキャラクターが偶然、主人公の幼馴染や昔出会ったことのある相手だった(理由は全くわからないのですが結構ありました)

結果として、設定だけで敬遠していた作品でも、実際に触れてみると楽しめることがあるということに気付きました。たまには自分の好みとは異なるジャンルのものをプレイしてみると、世界が広がった気持ちになれるかもしれません。

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誰そ彼と文

ティラノビルダー製・ノベル・和風・短編・選択肢あり・難易度やや高め・ED1種類

あの世にいる郵便局員が、とある手紙を届けに行くという内容です。
エンディングは1つですが、条件を満たすと見られるようになるシナリオがあります。

このゲームには、謎解き要素があります。文字と関係しているもので、作品のテーマに合っていました。
個人的には、最初の方に出てくる謎解きが番難しく感じましたが、基本的には作中に出てくるヒントを参考にすると解きやすかったです。

手紙を渡す相手が意外な存在で驚きました。
また、郵便局員の先輩後輩関係に魅力があり、これからも仲良くして欲しいと思いました。

ゲームの紹介ページはこちらです。攻略のヒントも載っています。

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strange arouse anonymous [# another]

ティラノビルダー製・ホラーノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

オンラインゲームのオフ会に参加したメンバーが、怪談話を聞くことになるという内容です。
「strange arouse anonymous [# watch]」の続編にあたるため、そちらを先にプレイしているとより楽しめます。単体でプレイしても問題ありません。

1番印象が強かったのは、前作にも登場した人物です。彼女の怪しさが増していて、何者なのだろうと思いました。
ちなみに、この作品には続編があります。そちらもプレイしたくなる終わり方でした。

文章の一部には、プレイヤーに向けて語りかけてくるようなものが含まれています。
そのため、物語に興味を持ちやすかったです。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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