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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

暗黒SNSしりとり

Yuuki! Novel製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・
難易度普通・ED3種類(真ED1種類)

男子大学生が、気が付いたら知らない場所にいたという内容です。
彼は、この問題を解決するためには、SNS上でしりとりをすれば良いことに気付きます。

選択肢は全部で2か所で、エンディングの回収はしやすかったです。
バッドエンドになるだろうと予想したものがハッピーエンドに繋がるものだったため、意外に感じました。
エンディングの中では、とあることが判明する2番目のバッドエンドが1番好きです。

シンプルなデザインで、すっきりとした印象を持ちました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

2023年8月13日追記……ティラノビルダー製のリメイク版が、「ノベルゲームコレクション」で公開されました。

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彫刻姫の破顔時

WOLF RPGエディター製・ADV・現代・洋風・短編・難易度普通・ED1種類

学校の図書室にいた男女2人が、知らない場所に飛ばされるという内容です。
メタネタが多いところが、このゲームの特徴です。

謎解きは、1番最初のもので迷いました。ただ、それ以外は、作中にもヒントがあったので解きやすかったです。
進行度によってヒントに表示されるコメントが変わることが面白くて、答えが推測できた場合でもヒントを見ながら進めました。

メインキャラクター2人の性格は、初登場時の印象とは異なりました。けれども、そこに親しみが持てました。特にヒロインには、共感できる点が多くありました。
また、2人の相性が良さそうで、いつまでも仲良くしていて欲しいと思いました。

起動するたびにタイトル画面が変わったり、立ち絵にアニメーションが付いていたりして、視覚的な部分でも楽しめました。

製作者の方のサイトはこちらです。攻略のヒントも載っています。

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一〇五度

佐藤まどか・あすなろ書房・2017年

椅子が好きな中学生が、「全国学生チェアデザインコンペ」というものに挑戦するという内容です。
「第64回 青少年読書感想文全国コンクール」の課題図書に選ばれた本です。

椅子を作る過程が書かれた小説は今まで読んだことがなかったため、斬新に感じました。
普段はあまり意識せず椅子を利用していましたが、使用用途や座る人に合わせてデザインや座り心地などが丁寧に考えられていて、本当はすごいものだったのだと驚愕しました。

椅子そのものの魅力の他に、将来の進路や人間関係など、様々な興味深い要素がありました。
特に人間関係については、家族や友人、椅子作りに関わっている人といったいろいろな人が登場していて、それに対して抱く感想は読む人によって異なるものになりそうだと思いました。機会があれば、読書感想文コンクールの受賞作も読んでみたいです。

ちなみに、(面倒なので実行する予定はありませんが)もし私がこの本を元にコンクールのような約2000字の読書感想文を書くとしたら、将来の進路および主人公と父親との関係に焦点を当てます。
ほとんどの場面に共感でき、響くものがありました。

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私の兄貴はワンと鳴く

ティラノスクリプト製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

とある兄妹の関係が描写された物語です。作中の時期はクリスマスシーズンです。
ブラウザでプレイするタイプの作品です。

全体を通して見ると、切ないお話ではあります。
けれども、コメディタッチで進むので暗くなりすぎず、読みやすかったです。

兄と妹の性格は全く異なりますが、どちらも可愛かったです。お互いに相手のことを思いやって行動していた点に、好感を持てました。
また、主人公を支える存在であるわき役にも、それぞれ魅力がありました。

設定画面を表示するためのボタンが犬の絵になっていたことなど、演出面も面白かったです。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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狂人志願

残酷表現あり・ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・
短編・選択肢なし・ED1種類

男子中学生3人が、秘密の場所に集まって遊ぶという内容です。
ただ、遊びの内容には問題があります。

タイトルから察することができると思いますが、グロテスクな要素を含みます。
中学生3人の行動は倫理に反したことですが、動機を知ると、周囲が事前に気付いて止めるということは難しそうだと思いました。
現実で全く同じことが起こる可能性は低いはず(だと思いたい)ですが、リアリティがありました。

このノベルは、元々は小説として公開されていたものです。
ノベルになって背景が追加されたことで、より怖さが増したように感じました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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