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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

聖なる夜の忘れ物

15禁・一部残酷描写あり・LiveMaker製・乙女ゲー・洋風・
短編・難易度やや高め・ED8種類・攻略対象2人

「マッチ売りの少女」が題材となっているゲームです。
一部ヤンデレルートがありますが、見ないように設定を変えることもできます。

ストーリーは、元ネタの「マッチ売りの少女」とは大幅に異なります。
それゆえに登場人物の個性が強く、それぞれに魅力がありました。特に主人公の感情表現が豊かで、表情の変化を見ることが楽しかったです。プレイしながら、彼女は根は良い人なのだろうなと考えました。

それぞれの攻略対象にハッピーエンド、ヤンデレエンド、バッドエンドがあります。
所感としては、ハッピーエンドが1番簡単でした。1番難しかったのはED3で、そこだけはサイトに載っている攻略のヒントを参考にしました。

攻略対象2人はどちらも初登場時には、主人公に隠していることがあります。
それが少しずつ明らかになっていくという過程が気になるもので、全てを知った後の展開も期待できるものでした。
特に好きなエンディングはハッピーエンドの2つです。

製作者の方のサイトはこちらです。

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そんみゅーむ

WOLF RPGエディター製・ADV・ファンタジー・短編・難易度普通・ED1種類

作中で流れるBGMの歌詞の通りにストーリーを進めていくことが目的のゲームです。
ストーリーは4種類あり、好きな順番でプレイすることができます。

最初に説明を見たときは、どういうことなのだろうと疑問が浮かびました。しかし、プレイしてみるとすぐに理解できました。
曲を選ぶときに難易度が表示されたり、ちょっとしたアクション要素があるものの易しめで失敗してもすぐにやり直しができたりして、親切でした。

ストーリーは、製作者の方の独自の解釈が含まれているものでした。私だったら歌詞から発想することができないような中身で、このような考え方もあるのだという発見がありました。
特に好きなものは、曲を選ぶ場面では右側にある2つです。

製作者の方のサイトはこちらです。

2022年1月8日追記……現在、サイトは閉鎖されました。ゲームも公開終了されました。

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shoplifter

12歳以上推奨・WOLF RPGエディター製・ADV・現代日本もの・
短編・難易度やや高め・ED3種類(真ED1種類)

女子高生がコンビニに立ち寄り、不思議な空間に迷い込むことになるという内容です。
彼女はそこから脱出する方法を探します。

探索面では、一部、移動できる場所やアイテムのある場所がわかりにくい場面がありました。
その代わり、同梱されているファイルに攻略のヒントが載っていて、参考になりました。

タイトルは和訳すると「万引き」だそうです。
テーマ通り、万引きはしてはいけないなと思えるストーリーでした。
また、Another Endでの主人公が衝撃的でした。

このゲームは、「ふりーむ!」で公開されています。

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HOLY NIGHT

LiveMaker製・ノベル・女性向け・現代日本もの・短編・
選択肢あり・難易度低め・ED3種類

クリスマスを1人で過ごしたくない女性が、それを回避しようとする内容です。
彼女はアルバイト先のコンビニでお客さんに、クリスマスを一緒に過ごさないかと誘われます。

主人公の抱えている悩み自体は、私から見ると大したことではないように感じます。
しかし、本人にとっては重大なことで、解決方法を真剣に考えていることが伝わってきました。
選択肢の後、物語が動きます。どのエンドも、読後感が良いものでした。

おまけでは、本編では語られなかったことが判明します。
驚きましたが、作品全体を理解するためには、こちらも読むべきだと思いました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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純色と肉慾

15歳以上推奨・残酷描写あり・RPGツクールMV製・ホラーADV・現代日本もの・短編・
難易度普通・ED2種類+α(真ED1種類)

仲の良い2人組が、とある事情により屋敷に忍び込むという内容です。
一部、アクション要素、ゲームオーバーがあります。

このゲームは、子どもと大人の境目がテーマとなっています。
主人公には、「大人にはなりたくない、きれいなままの子どもでいたい」という願望があります。
プロローグで登場する大人を見ると、そのような考えを持っても仕方がないように感じました。

屋敷を探索していくことによって、主人公はある決断を迫られるようになります。
そこに至る過程や、選択をした後の展開には意外性がありました。一方で、作中にはいくつか引っ掛かりのある場面があったのですが、終盤で謎が解けてすっきりしました。

2つあるエンディングの他に、タイトル画面に表示される「IF」という項目から見られるシナリオがあります。
「IF」ストーリーではありますが、1番気持ちの良い結末でした。

製作者の方のサイトはこちらです。
ゲーム自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

2022年1月8日追記……現在は公開停止されているようです。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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