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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

はーとふるDAYS

NScripter製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

男子高校生が、気になっているクラスメイトと文化祭を楽しむという内容です。
文化祭には宝探しイベントがあり、それにはとある噂が流れていました。

この作品に対して抱いた感想は、作中に出てきます。
2人がある本について語り合うシーンがあるのですが、それとほぼ同じです。

まさに「青春」といえるストーリーで、ほっこりしました。
メイン2人も好きですが、主人公の友人も面白いキャラクターだと感じました。

この作品は、「Vector」で公開されています。

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さよならキャットボックス

一部残酷表現あり・ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・
短編・選択肢あり・難易度普通・ED2種類(真ED1種類)

とあるカップルがデートをするという内容です。
主人公の男性は、恋人にプロポーズをしたいと考えていました。

この作品は、人と人との価値観の違いについて書かれています。主人公とヒロインは、理想としている将来のイメージが異なります。
主人公の気持ちも理解できましたが、ヒロインに共感できる部分も多くありました。だからこそ、お互いが納得する方法を見つけることは難しいと感じました。

特筆したいのが、「結婚」というものに対する、ヒロインの考え方についてです。彼女の持っている価値観は、おそらく現在の日本では少数派のものです。
彼女とはまた少し違うのですが、私自身も少数派の意見を持っています。それもあって、世の中にはいろいろな考えを持った人がいるということを心に留めておきたい、また留めてもらいたいと思いました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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指先で世界を見る

ティラノスクリプト製・ノベル・現代学園もの・短編・選択肢なし・ED1種類

テニス部のエースについて、周囲の人たちが噂をするという内容です。
いじめや誹謗中傷がテーマとなっています。

舞台となっているのは学校ですが、モチーフとなっているのはインターネットの世界であるそうです。
読んでいて、確かにインターネットに当てはまるなと感じました。その代わり、自分の経験上、インターネットが普及する前や、インターネット自体は全く使用していないコミュニティの中でも、作中に近いことは起きたことがあるとも思いました。
また、もしかしたら作中の語り手と自分には似たところがあるかもしれないと感じました。噂話というものの恐ろしさが身に沁みました。

製作者の方のブログのあとがきを含めておすすめしたいです。
もしも可能であれば、普段フリーゲームをプレイしない方々にも読んで何かしらを感じ取っていただけたら良いなと考えました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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ダンジョンつく~る

RPGツクールVX製・RPG・ファンタジー・短編・難易度普通・ED2種類(真ED1種類)

勇者と魔王が一緒にダンジョンを作るという内容です。
シリーズものの中の1つですが、単体でもプレイできます(他の作品をプレイした後の方がわかりやすくはあります)。

戦闘は、探索する順番次第ではゲームオーバーを何回も見ることになるため、こまめなセーブ推奨です。
メインとなるダンジョン作りは、変化が起こった後に登場人物が反応を見せてくれるところが嬉しかったです。また、コンプリートすると達成感がありました。

ストーリーは基本的にはほのぼのしています。
小ネタも多く、同じシリーズの他の作品と同様に、安定した面白さがありました。

製作者の方のサイトはこちらです。

2023年1月5日追記……現在は、サイトがなくなっています。
ゲーム自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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黄昏エレベーター

残酷表現あり・ティラノスクリプト製・ノベル・現代ファンタジー・
短編・選択肢あり・難易度普通・ED5種類(真ED1種類)

主人公の同僚が自殺をするという内容です。
亡くなったはずの同僚から、主人公に電話がかかってきます。

背景写真は一部を除き、モノクロのものが使用されています。
ストーリーとマッチしていて、没入感がありました。

作中に出てくるエレベーターは、条件により進む方向が変わります。エンディングの名前には、共通点があります。
これらは、キリスト教に関する知識がある程度あったら予測でき、より楽しめると思います(自分の持っている知識が中途半端なこともあり、後者については、全てのエンディングを見た後に気付きました)。

プレイして、自殺というものは恐ろしいものだと感じました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

2022年1月9日追記……現在は、アップデート対応中とのことで、公開停止されているようです。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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