私はホラーが大好きです。もしも幽霊がいたら友達になりたいと考えたことは何度かあります。
けれども、幽霊や怪談の存在を信じている訳ではありません。
例えば、「真夜中の誰もいない学校で二宮金次郎の像が動く」という話です。誰も見ていないのなら、何故動くかどうかが分かるのだろうかと疑問に感じることがあります。
ゲームなどの創作物に出てくる怪談話でも、誰かがツッコミを入れる場面があると安心します。
それと似たようなことは、聖書に対してもいえると思います。
特に、「アダムとイヴ」についてです。物語として考えるなら、面白くて好きです。
けれども、それが事実だと信じることはできません。その場に人間はアダムとイヴしかいなかったはずなのに、どうして聖書に出てくるようなことがあったと言いきれるのだろうかと思います。
一度だけ、「アダムとイヴ」の話が本当にあったと考えている人に、理由を質問をする機会がありました。そのとき彼女が答えたのは、「信じていればそのうち分かるようになる」というものと、「信じた方が楽だから」というものでした。
真実だから信じるのではなく、信じているから真実だという意見だったため、考える順序が逆なのではないかなと感じました。
彼女以外で「アダムとイヴ」の話を信じている人を探して質問するという勇気はありません。
ただ、その話を信じている人がいて、他の理由を持っているとしたら、知りたいとは思います。
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