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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

対岸の花路

LiveMaker製・乙女ゲー・現代ファンタジー・短編・難易度普通・
ED11種類・攻略対象4人(うち1つは女性キャラとの友情ルート)

吸血鬼による殺人事件がニュースで話題になっている世界が舞台の物語です。
学園に通う女の子がある夜、2人の吸血鬼に遭遇します。

選択肢は多めですが、目当てのキャラクターに関係するものがどれにあたるのかは、推測しやすかったように思います。
また、結末自体は同じでも、それに至るまでの過程が数パターン用意されている場合があり、いろいろと試したくなりました(結果としては、「食事」というエンドを1番多く見ることになりました)。

このゲームでは、「吸血鬼は元々は人間であった」という定義が、重要な要素となっています。
彼らは人を襲う存在ではありますが、過去を知ると、彼らなりに葛藤に苦しんでいるのだと感じました。

全てのルートを見た後だと、どの登場人物も憎めない存在だと思いました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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サンクコストバイアス

吉里吉里製・乙女ゲー・現代日本もの・短編・難易度普通・ED4種類・攻略対象1人

女子高生が、同級生からアルバイトを紹介されるという内容です。
彼女はその給料を大好きな課金ガチャに費やし、スマホのアプリ内でカードを集めることにします。

本物の課金ガチャであれば、遊びすぎるとお金がなくなり日常生活に支障をきたす可能性があります。
けれども、このゲームは無料なので、いくらガチャを回しても自分のお金はなくならないという意味で、安心できました。

恋愛ものとしては、主人公と攻略対象が異なる価値観を持っていた点が面白かったです。
2人は会話の中で正反対の意見を述べることがありますが、それでも仲良くなれていて、現実でもそのようなことがあれば良いなと思いました。

作中で出てくるカードは、制作者の方の他のゲームに登場するキャラクターが元になっています。
説明文を眺めていると、それらのゲームをプレイしたくなりました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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幼なじみと私とゲームの話

ティラノスクリプト製・乙女ゲー・現代学園もの・短編・難易度低め・
ED2種類+α・攻略対象1人

女子生徒が幼馴染の男子生徒から、自作のゲームを渡そうとされるという内容です。
ヤンデレがテーマとなっています。

選択肢が現れる前までの幼馴染は、どこにでもいそうな男子だという印象を持ちました。
そのため、選択肢の後の変化にはゾクゾクとさせられました。

エンディングはハッピーエンドとバッドエンドの2つがあります。ヤンデレ要素が強いのはバッドエンドです。
怖さはありますが、相手が好みのタイプでこのゲームに出てくる程度の言動であれば、自分のことを見てくれて嬉しいと感じる可能性もあると思います。

制作者の方のサイトはこちらです。

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catalepsy

12歳以上推奨・一部残酷描写あり・LiveMaker製・乙女ゲー・
ファンタジー・短編・難易度普通・ED5種類・攻略対象2人

森に棲むヴァンパイアの兄妹が、ヴァンパイアを殺そうとしている1人の人間と関わりを持つことになるという内容です。
具体的な傾向は制作者の方のサイトや「ふりーむ!」の紹介ページに書かれているので、参考にしてください。

このゲームは、種族の違いによって起こる問題が大きなテーマとなっているように思います。
ヴァンパイアは人間を襲う存在であるため、仲良くすることの難しさが描写されていました。それでも、一緒にいようとする主人公の葛藤が、心に響きました。

それぞれの攻略対象に、愛情EDと依存EDの2種類があります。どちらのルートも、依存EDが特に印象に残りました。
兄のルートは、性的な場面はありませんがどこか官能的に思えました。人間のルートでは、攻略対象の変化の仕方に驚きました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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夕明かりの下で

12禁・15歳以上推奨・ティラノスクリプト製・乙女ゲー・
短編・難易度低め・ED3種類・攻略対象1人

ネット上で小説を書いている女性が、自分と似たような小説を書いている男性と、実際に会うことになるという内容です。
そして女性は男性に、自分たちは双子であると言われます。

このゲームは、ヤンデレがテーマとなっています。そのため、攻略対象の策略に、怖さを感じることがありました(具体的な場面を挙げるつもりでいましたが、よく考えればおまけシナリオを含めほぼ全部でした)。
演出面でも、どきっとさせられる場面がいくつかありました。

登場人物が社会人ということもあり、大人の世界の恋愛を垣間見たような気分になりました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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