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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

破落戸どものマリア

15歳以上推奨・残酷描写あり・性的表現あり・ティラノビルダー製・乙女ゲー・
現代日本もの・中編・難易度普通・ED5種類・攻略対象4人

極道の娘でキリスト教徒の女性が、あることをきっかけに暴力団と関わることになるという内容です。
彼女は、殺された父親について、真相を調べようとします。

キリスト教と極道というものは、なんとなく正反対のイメージがありました。
けれどもこのゲームでは、2つが違和感なく組み合わさっていて、信念があるという点では共通しているのかもしれないと思いました。
作中ではいくつか聖書の文章が引用されていて、出てくる度に、解釈の仕方に意外性を感じました。

設定上、残忍な場面は多々あります。
1番最初に見たのがメインの攻略対象であろう人のルートで、登場人物が酷い目に遭わされていて辛い気分になる場面はありました。
しかし、その他のルートではほっこりする場面もあり、幸せな結末を迎えられたと思えたエンディングもありました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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聖なる夜の忘れ物

15禁・一部残酷描写あり・LiveMaker製・乙女ゲー・洋風・
短編・難易度やや高め・ED8種類・攻略対象2人

「マッチ売りの少女」が題材となっているゲームです。
一部ヤンデレルートがありますが、見ないように設定を変えることもできます。

ストーリーは、元ネタの「マッチ売りの少女」とは大幅に異なります。
それゆえに登場人物の個性が強く、それぞれに魅力がありました。特に主人公の感情表現が豊かで、表情の変化を見ることが楽しかったです。プレイしながら、彼女は根は良い人なのだろうなと考えました。

それぞれの攻略対象にハッピーエンド、ヤンデレエンド、バッドエンドがあります。
所感としては、ハッピーエンドが1番簡単でした。1番難しかったのはED3で、そこだけはサイトに載っている攻略のヒントを参考にしました。

攻略対象2人はどちらも初登場時には、主人公に隠していることがあります。
それが少しずつ明らかになっていくという過程が気になるもので、全てを知った後の展開も期待できるものでした。
特に好きなエンディングはハッピーエンドの2つです。

製作者の方のサイトはこちらです。

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ハロウィンナイト・グリッチSWEET

残酷描写あり・LiveMaker製・乙女ゲー・ファンタジー・
短編・難易度低め・ED3種類・攻略対象3人

「ハロウィンナイト・グリッチ」の番外編です。
前作の感想はこちらです。

物語は、「ゴーストタウン」に再びハロウィンがやってくるという内容です。
番外編ということで前作よりは軽めな気がしましたが、相変わらず怖さもありながらコメディタッチで、面白かったです。

この作品では、攻略対象が1人増えています。
他の2人に負けず劣らずの個性を持っていて、強烈でした。

ゲーム画面のデザインがハロウィン仕様となっているところも素敵でした。

製作者の方のサイトはこちらです。

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貴方に触れてみたかった

ティラノビルダー製・乙女ゲー・ファンタジー・短編・
難易度普通・ED3種類・攻略対象1人

教会で生活している少女と牧師の物語です。
ハロウィンがテーマとなっています。

軽快なBGMと主人公の明るい語り口調から、平和的なお話という印象を持ちました。
しかし、終盤で真相が明かされてからは、少しイメージが変わりました。

教会ならでは、ハロウィンならではの内容で、この作品独自の魅力がありました。
物語の全容がわかるTrue Endが最も好きです。

聖職者である牧師(作中では「先生」と表記)の表情には、なまめかしさを感じました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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やけっぱち世界征服

LiveMaker製・乙女ゲー・ファンタジー・短編・難易度普通・
ED5種類+α・攻略対象2人

魔王を倒すための旅をしていた主人公が、仲間の1人である勇者に告白するという内容です。
しかし告白は失敗し、彼女はとある決意をします。

主人公にかなりの行動力があって、驚かされました。
攻略対象は勇者と魔王の2人で、どちらも人柄の良さが滲み出ていて、気持ちが揺れ動いてもおかしくないように感じました。
また、攻略対象外である登場人物にも格好良さがありました。

勇者ルートはわかりやすく、すぐにハッピーエンドを見ることができました。
一方、魔王ルートは、失敗して何度かバッドエンドを見ることになりました。けれども、ハッピーエンドでの魔王の台詞を見たら、失敗した原因をなんとなく理解しました。
それを乗り越えた後に出てくるおまけシナリオは幸せな気分になれるものだったため、クリアできて良かったと思いました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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