アニメ映画・ファンタジー
音楽が禁止されている家に生まれた少年・ミゲルが、「死者の国」に迷い込むという内容です。
彼は、そこで出会った骸骨に手伝ってもらいながら、元ミュージシャンだった高祖父を探します。
結果から書くと、主人公は高祖父に会うことができます。この部分は、ネタバレではないと私は思います。
むしろ、会った後の方が、ストーリーが大きく動いて盛り上がっていたように感じました。
このブログを目にする方は全員ご存知の(はずの)通り、音楽というものは、巷に溢れています。
それに一切触れないようにする主人公の家庭の厳しさ、及びきっかけとなった出来事の描写には、感情移入できるものがありました。
そして、歌詞にも重要な意味を持っている主題歌「リメンバー・ミー」をはじめ、音楽は人に影響を与えるすごいものなのだと思いました。
キャラクターの表情や動きにも、こだわりを感じられました。
演奏シーンなどもですが、特に印象に残ったのは、主人公の曾祖母(高祖父の娘)・ココが登場する場面です。彼女は、死者の国の住人以外では唯一、ミゲルの高祖父が生きていた頃を知っている存在です。
そのため、彼女の「パパ」という一言だけでも、強いメッセージを持っているような気がしました。
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