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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

八月の栞

ティラノスクリプト製・乙女ゲー・現代日本もの・短編・
難易度低め・ED2種類・攻略対象2人・ボイスあり

死者の記憶を鑑賞することができる、「記憶映画(フィルムメモワール)」というものが存在する世界が舞台となっているです。
主人公の女子大学生は、鑑賞した映像をきっかけに、とある町を訪れます。

序盤に出てくる選択肢次第で、主人公が出会う相手が変わります。
どちらのキャラクターも素敵でした。ただ、正しい選択をしたのか問われるような場面があり、どちらのルートでも間違いではないからこそ、自分なりの答えを出すことが難しいと感じました。
似たような状況に自身が置かれていたらどうするか、考えながらプレイした方が楽しいと思います。

ストーリー、イラスト共に、夏らしさがありました。
全体的に爽やかで、登場人物たちの今後に希望が持てました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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僕がハイスペ男子になれたら付き合ってくれますか

ティラノビルダー製・乙女ゲー・現代学園もの・短編・難易度普通・ED4種類・攻略対象1人

タイトルのような告白を、女子高校生がクラスメイトからされるという内容です。
選択肢によって攻略対象の男の子が、ハイスペックになったりならなかったりします。

ルートにもよりますが、攻略対象が別人のように変わるため、驚きがありました。
恋愛対象が女性の方の場合でも、甘えてくるような天然のドジっ子が文武両道のリーダータイプになると考えれば、想像しやすいのではないかと思います。

重要視したいのは、変わる前も後も同一人物であるという点です。
どちらか一方のみが好みという場合もあるかもしれませんが、その場合は相手を受け入れていることになるのかどうか、問われているような気分になりました。
その上で、END2の攻略対象は苦手、END4の攻略対象は素晴らしいと感じました。

エンディングは、ヒントがあるため回収しやすかったです。
しかし、スチルを全て見るための分岐は細かくて、選択肢を総当たりしました。

このゲームは、「ふりーむ!」で公開されています。

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ほぼみっかプラス

ティラノスクリプト製・乙女ゲー・現代学園もの・中編・
難易度低め・ED50種類・攻略対象7人+α

女子高校生が転校先で会った人たちと、ほぼ3日間で交流を深めるという内容です。
WOLF RPGエディター製の作品、「ほぼみっか」のリメイク版です。

リメイク前をプレイしたのは2016年なので、覚えていない部分もあります。
それでも、新しいキャラクターやスチル、ノーマルエンドが増えたことにより、にぎやかになったという印象を受けました。
セーブ・ロード場面でどのルートのフラグが立っているのか確認できたり、いつでも好きなシーンに移動できたりと、便利なシステムも多かったです。

新しく追加された攻略対象では、配慮の達人である永河に強さを感じました。
攻略対象以外のキャラクターも、たくさんいるのに全員が個性豊かで面白かったです。
また、第三者視点から見ると、天然で男の子を喜ばせる台詞を発言する主人公にも魅力がありました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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四月の魚と黒い百合

12歳以上推奨・ティラノビルダー製・乙女ゲー・現代日本もの・短編・
難易度普通・ED3種類・攻略対象1人

女子高校生が、小学生の頃の同級生と再会するという内容です。
エイプリルフールがテーマとなっています。

主人公は、周囲から優等生と思われていることに葛藤を抱えています。
本音と建前を使い分けることによって起こる障壁や、良かれと思ってついた嘘が誰かを傷付けるという結果を招いてしまう可能性などを実感しました。

エンディングは、Normal→Happy→Badの順番で見ました。
どのルートでも、攻略対象の歪んだ愛情と独占欲を感じました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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ショタカレ!

ティラノビルダー製・乙女ゲーム・現代日本もの・短編・
難易度普通・ED6種類・攻略対象3人

女子大学生が、年下の男の子と仲良くなるという内容です。
攻略対象は、幼馴染とその友達、彼らの先輩の3人です。

ショタがテーマの乙女ゲームには、「ショタに至る病」があります。こちらも面白かったです。
「ショタカレ!」の場合は、主人公も攻略対象も日本のどこかにいそうで、「ショタに至る病」とは違った魅力がありました。

ルート分岐は、好感度によって変化します。
好感度を上げるキャラクターを誰か1人に絞ることもできますが、3人全員の好感度を上げたときに出てくる選択肢で、反応を見ることができて嬉しいと感じました。

また、バッドエンドが、感想で触れたくなるものでした。
現実では同じことを行っては絶対にいけませんが、ゲームでありスチルも回収できるので、主人公を許せる気がしました。

Live2Dというツールによって動く立ち絵と、立ち絵とは少し異なった雰囲気のあるスチルの両方を楽しむことができました。
特に、各攻略対象のハッピーエンドを迎えた後に出てくるものが好みでした。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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