フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。
吉里吉里製・パズル・現代・短編・難易度普通
画面の上から落ちてくる絵を組み合わせて、1つの絵を完成させるゲームです。
恋愛がテーマで、どちらかといえば女性向けです。
プレイして真っ先に感じたのは、「吉里吉里を使ってこのようなものが作れることがすごい」ということです。
吉里吉里は元々ノベルゲームを作るためのツールです。専用の言語というものを使う必要があるため、ノベルゲームを完成させるということも大変な作業だと思います。
その上落ち物パズルになるということが珍しく、どのような仕組みになっているのか気になりました。
問題として出てくる絵は2つあります(1つは、フリーモードを選びサンプル.tlgというファイルを選ぶと遊べます)。
ストーリーモードで出てくる絵の方は、パズルが始まる前にムービーが流れて(タイトル画面からクイックスタートを選ぶとムービーはスキップします)、絵に登場する人物の間にどのようなストーリーがあるのか想像したくなるようなものでした。
フリーモードで出てくる絵については、同じ製作者の方のとある作品をプレイした方であればより楽しめると思います。
フリーモードでは、自分で画像を用意して遊ぶということもできます。
難易度は初期設定のままだと高めに感じましたが、自分に合うように調整できるので便利でした。
制作者の方のサイトはこちらです。
落ちものパズル・現代日本もの・中編・難易度高い・ED1種類
落ちてくるブロックのようなもののうち、同じ色同士をくっつけて消すゲームです。最初はどのようにプレイすれば良いのかよく分かりませんでした。しかし、何回か繰り返しているうちに、ルールが把握できました。
パズルゲームですが、ストーリーがあります。ゲーム内にイラストと文章が表示されるだけでなく、フォルダにテキストファイルが出力されます。この仕組みがすごいと思いました。
何回目かのプレイ時には、いりすという名の少女が衝撃的な行動をします。
一瞬、いりすにパソコンを壊されるのではないかと思ってしまって怖かったのですが、そんなことはありませんでした。
どのようにして作られたのかが気になるようなゲームでした。
制作者の方のサイトはこちらです。